現代葬儀辞典
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これまで葬儀とは、一般葬、団体葬、社葬、寺葬といった形態に区分されていましたが、最近は都心部から簡素な葬儀を望む傾向が広がり、新造語となって簡単な葬儀、安価な葬儀という認識で広がりを見せています。
▶ 友人葬とは、一般には創価学会の信者が行っている葬儀と言われていましたが、葬儀の小規模化に伴って次第に、知り合いや友人同士が相談し、協力して葬儀を営む形式に人気が高まってきました。
▶ 自治会葬とは、特定の自治会の住民が故人の家族の代わりになって助け合い、葬儀を運営する方式の葬儀で、独居老人が増加するに従って増えています。
▶ 家族葬とは、近年急速に広まった形式の葬儀で、血族(親族)だけで営む形式と、家族同様の付き合いの深い友人にも参列を許す一般葬に似たものとがありますが、葬儀の前後で混乱をきたしている傾向にあります。
一般的に家族葬は、小規模で、安価に、簡単に行われる葬儀と思われがちですが、故人のために心おきなく時間と装飾をかけてゆっくりと送ることに家族葬の価値があります。
▶ 一日葬とは、通夜を営むことなく法律に基づいて、死亡から24時間経過を待って火葬の直前に葬儀を行うものです。
▶ 火葬式とは、火葬場において簡単に僧侶の読経を含んで葬儀を行う形式のものです。
▶ 直葬とは、通夜・葬儀を行うことなく死亡場所から直接火葬場に保管し、法律に基づき死亡から24時間経過を待って荼毘に伏すものです。
社葬は、法人が施主として行われる葬儀であって、対象者が限定されるとともに、経費として計上できることから実施の方針から葬儀後までの記録と証拠書類が必要であることが、一般葬とは区別されます。
ただし、葬儀の本質は通常の葬儀と同様であって、供養する意識と後継者として継承の周知を主眼としている点においては一般の葬儀と同様と言えます、
葬儀が終わったからといって全てが終了したことにはなりません。
むしろここからが大変です。